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こんにちは。
株式会社ナカハラ ACEWEBの四方田(よもだ)と申します。
何かと生成AIが話題ですが、特に「動画生成AI」の登場でより、テキストや画像だけでなく、映像まで手軽に作れるようになったことで、クリエイティブの幅がぐっと広がりました。
今回は、ChatGPTでおなじみのOpenAIが開発した動画生成AI「Sora(ソラ)」を使って映像を作成してみました。その一部の工程や感想をシェアしたいと思います。
Soraはプロンプト(AIに対して指示や入力を促すためのテキスト)を打ち込むだけで動画を生成することが可能ですが、画像をアップロードすることで、それを基に動画を作ることができます。
今回は画像もAIに作ってもらうことにしました。
ここでは、Adobeが提供している「Adobe Firefly」を使用します。
ここでは、「ライブ会場で猿がドラムを叩いている。その動きはプロのミュージシャンと遜色ない。」
というプロンプトで出力しました。たまにスティックを一本しか持っない場合があったので、「スティックが二本」と書き加えたりしています。
最終的に採用したのが以下の画像です。
やや違和感を感じるかもしれませんが、簡単なテキスト入力で高品質な画像が生成できます。
続いて、画像をSoraにアップロードして動画を生成します。
ここでもプロンプトはシンプルに、「ライブ会場で猿がドラムを叩いている」とだけ入力しました。
・・・ドラムを放り出してしまいました。
今度はプロンプトに「カメラは固定」「シーンが切り替わったりしない」などを追加しましたが、中々上手くいきません。
奥に飛んでっちゃったり
演奏してくれなかったり
Soraに限らず動画生成AIは、どんなプロンプトを入力するかで仕上がりが大きく変わるようで、
①具体的な描写、②カメラワークの指定、③動きをはっきり書く
等を意識する必要があります。
せっかくなので、今回はこのまま進めます。
画像と動画の生成を繰り返して・・・
いくつかの動画を繋げて何とか完成。(こちらは動画編集ソフトで繋げました。)
不自然さ、違和感が否めませんが、短時間でこのような動画を作成できるのはやはり革新的でした。
前述したように、より高品質な動画を求めるのであれば、具体的なプロンプトやカメラワークの指示が重要であり、映像表現そのものに関する知識や経験が必要だと感じます。
Soraの利用には、ChatGPTの有料プランに登録する必要があります。
また、利用しているプランによって制限が異なります。
ChatGPT Plus(有料プラン)
ChatGPT Pro(上位プラン)
動画生成AI「Sora」は、映像制作の常識を大きく変える可能性を秘めています。
月額20ドルから利用でき、ビジネスから個人まで幅広く活用できます。
もし興味があれば、ぜひ一度動画生成AIに触れてみてください。